LinkedIn は仕事の名刺がつながる SNS
LinkedIn は、プロフィールに職歴や仕事の技能を書き、仕事の知り合いとつながる SNS です。投稿されるのは、業界の動き、仕事で学んだこと、会社の取り組み、採用の知らせなどが中心です。友人や家族との近況を共有する SNS とは、読む人の目的がはっきり違います。
この違いは、企業の発信にとって分かりやすい利点です。読む人は仕事のために LinkedIn を開いているので、専門的な中身でも最後まで読まれやすく、取引先や採用の候補者に直接届く可能性があります。製造業や BtoB の会社、採用広報に力を入れたい会社に向いています(製造業・BtoB の SNS 運用、採用広報)。
個人のプロフィールと会社ページ
LinkedIn には、人が持つ「プロフィール」と、会社が持つ「会社ページ」があります。どちらからも投稿できますが、届き方は違います。
| 個人のプロフィール | 会社ページ | |
|---|---|---|
| 持つのは | 1 人ひとり | 会社(管理者を決めて運用) |
| つながり方 | つながり(相互)とフォロー | フォローだけ |
| 向いている投稿 | 経営者や社員の視点、学び、現場の話 | 会社のお知らせ、採用、製品 |
フィードの手がかりには「誰が書いたか」「自分のつながりか」が含まれているので(次の節)、経営者や担当者が自分のプロフィールから書いた投稿は、つながりのある人に届きやすくなります。会社ページだけで発信するより、中の人のプロフィールと組み合わせる と届く範囲が広がります。
フィードはどう並ぶのか
LinkedIn はヘルプの「LinkedIn の関連性」で、フィードの並べ方を説明しています。フィードに並ぶのは、つながりのある人、フォローしている人や会社、参加しているグループの投稿に加え、ネットワークの外の関連する投稿です。それを、次の 3 種類の手がかりで並べています。
| 手がかり | 中身の例 |
|---|---|
| その人について | プロフィールの所在地、勤め先、技能 |
| 投稿について | 新しさ、話題、言語、つながりやフォローしている人の投稿か |
| その人の行動について | リアクション、コメント、共有、見ていた時間、誰とやりとりしているか |
あわせて、質の低い投稿や安全でない投稿は表示を減らす こと、広告として表示される投稿を除けば、第三者からの支払いで表示が変わることはないことも書かれています。
見る側は、人や会社ページのフォローを外す、ミュートする、「興味がない」を押す、といった操作ができ、フィードを「新しい順」と「関連性の高い順」で並べ替えることもできます。売り込みばかりの投稿は、こうした操作で見えにくくなっていきます。
読まれる投稿の書き方
自分の仕事の具体的な話から書く
手がかりに「話題」と「見ていた時間」が入っているので、読んで役に立つ具体的な中身は有利です。業界の一般論ではなく、自社で試したこと、失敗して直したこと、数字で分かったことを書くと、同じ仕事をしている人に読まれます。LinkedIn の投稿は 3,000 字まで 書けるので、ほかの SNS より少し長めに経緯を書けます。
最初の 2〜3 行で何の話か伝える
フィードでは、長い投稿は途中で折りたたまれ、「もっと見る」を押した人だけが続きを読みます。最初の 2〜3 行に結論や問いを置き、続きを読む理由を作るのが基本です。書き方の全体は 読まれる投稿文の書き方 にまとめています。
つながりとのやりとりを大事にする
行動の手がかりには「誰とやりとりしているか」が入っています。自分の投稿へのコメントに返すこと、つながりのある人の投稿にきちんとしたコメントを書くことは、どちらも関係を保つことになります。定型のあいさつより、相手の投稿の中身に触れた一言のほうが、仕事の SNS らしいやりとりになります。
宣伝は控えめに、知らせは具体的に
製品の宣伝ばかりが続くと、「興味がない」やミュートの対象になります。採用やイベントの知らせを出すときも、何をする仕事か、誰に来てほしいかを具体的に書くと、読む人の役に立つ投稿になります。
画像と画像の説明
LinkedIn の投稿には画像も付けられます。LinkedIn の開発者向け資料「画像の API」では、扱える画像は次のとおりです(2026 年 10 月時点)。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 形式 | JPG・GIF・PNG |
| 大きさ | 36,152,320 画素未満 |
| GIF | 250 コマまで |
| 画像の説明(ALT) | 4,086 字まで。おすすめは 120 字未満 |
画像の説明は、読み上げで画像の中身を知る人のための欄です。LinkedIn 自身が 120 字未満をすすめている ので、図やグラフなら「何の数字がどう動いたか」、現場の写真なら「誰が何をしているところか」を短く書きます。
仕事の SNS なので、きれいな写真より、中身の伝わる図や現場の写真のほうが目を止めてもらえます。手順や比較を伝えたいときは、文で書くより 1 枚の図にまとめると読みやすくなります。作り方は SNS で伝わる画像の作り方 にあります。
SNS TOWN で LinkedIn を出すとき
SNS TOWN は LinkedIn の公式 API で投稿します。つなげるのは個人のプロフィール で、2026 年 10 月時点では会社ページには対応していません。経営者や担当者が自分のプロフィールをつなぎ、会社の発信を担う使い方を想定しています。
| 項目 | SNS TOWN での扱い |
|---|---|
| 本文 | 3,000 字まで |
| 画像 | 9 枚まで(動画は 1 本) |
| 投票 | 質問とは別に選択肢 4 つまで(1 つ 30 字)、期間は 1・3・7・14 日 |
| 公開範囲 | 全員、またはつながりのみ |
| 画像の説明(ALT) | 200 字まで |
LinkedIn の許可は 60 日で切れ、LinkedIn の決まりで自動では延長できません。そのため SNS TOWN では、切れる 14 日前から SNS アカウントの画面で知らせ、本人がつなぎ直せるようにしています。
LinkedIn は文の調子がほかの SNS と違うので、同時投稿の組には入れていません。𝕏(エックス)向けに書いた文をそのまま出すのではなく、作成画面 で LinkedIn 向けに書き直すことをおすすめします。予約は 予約投稿 と同じ流れで、カレンダーにほかの SNS と並んで表示されます。なお 2026 年 10 月時点では、LinkedIn の反応の数は SNS TOWN の分析では読み込んでいません。
よくある質問
会社ページを持っていなくても LinkedIn で発信できますか
できます。個人のプロフィールから会社の取り組みや仕事の話を発信するのは、LinkedIn ではよくある使い方です。フィードの手がかりには誰が書いたかも含まれるので、経営者や担当者の名前で書く投稿は、つながりのある人に届きやすくなります。
LinkedIn の投稿は何字くらいがよいですか
上限は 3,000 字です。長さそのものより、最初の 2〜3 行で何の話か伝わるかが大事です。経緯や数字を説明するなら長めでも読まれますが、言いたいことが 1 つなら短くまとめてください。
ハッシュタグは付けたほうがいいですか
付けられますが、フィードの手がかりとしてヘルプで挙げられているのは、話題、言語、新しさ、誰が書いたか、見た人の行動です。ハッシュタグを並べるより、本文で何の話かがはっきり分かることを優先してください。考え方は ハッシュタグの使い方 で説明しています。
SNS TOWN で会社ページに投稿できますか
2026 年 10 月時点ではできません。つなげるのは個人のプロフィールだけです。
LinkedIn の投稿に URL を入れてもいいですか
入れられます。フィードの手がかりとしてヘルプで挙げられているのは、話題や見た人の行動などで、URL の有無を点数にするとは書かれていません。ただ、読む人がその場で中身を理解できるよう、リンク先に何があるかを本文で要約してから張るのがおすすめです。
LinkedIn の許可が切れるとどうなりますか
予約していた投稿が出せなくなります。SNS TOWN では切れる 14 日前から画面で知らせるので、その間に SNS アカウントの画面からつなぎ直してください。手順は 読み直す・解除する・並べ替える にあります。
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