書いた本人には、届きにくさが見えない
SNS の投稿は、書いた本人が読むと問題なく見えます。けれども、本文の途中に URL を入れた、ハッシュタグを 4 つ並べた、「いいねで応援してください」と書いた、先週とほとんど同じ文を出した、といった書き方は、おすすめに載りにくくなる原因になりえます。𝕏(エックス)の推薦の仕組みは公開されており、反応を促す書き方や似た投稿の繰り返しを好まない作りになっていることが読み取れます。詳しくは 𝕏 のおすすめに載る仕組みで説明しています。
担当者が 1 人で書いて 1 人で出す会社では、こうした点を指摘してくれる人がいません。SNS TOWN の投稿前の検査は、その役を画面が受け持つためのものです。人が書いた投稿にも、AI の下書きにも、同じ物差しを当てます。
何を見ているか
検査は、本文と添付と時刻を見て、結果を「出せない理由」と「気をつけること」の 2 つに分けて出します。𝕏 で AI が書いた下書きに対しては、次のものを「出せない理由」として扱います。
- 本文の中の URL と @ で始まるメンション
- 2 つ以上のハッシュタグ
- いいね・リポスト・フォロー・拡散のお願い
- 「続きはリプ欄で」「スレッドで」のような、続きの投稿を前提にした書き方
- 直近に出した 30 件のどれかと、文の並びが 6 割以上同じもの
- 空の本文
AI の下書きでは、これに加えて、参考アカウントの投稿と 12 文字以上そのまま同じ部分があるものも止めます。よそのアカウントの文を写した投稿を出さないためです。
似ているかどうかは、文を 3 文字ずつに区切って重なりの割合を比べています。4 割から 6 割の重なりは「気をつけること」に回します。「いかがでしたか」のような、AI が書いたように読める決まり文句も「気をつけること」です。
時刻も見ています。同じアカウントの前後の投稿と 1 時間以内に並ぶ予定は「出せない理由」、3 時間以内は「気をつけること」です。短い間隔で続けて出すと、あとの投稿が前の投稿の反応を食い合うからです。文字数の上限を超えた本文は、どの SNS でも、誰が書いた投稿でも止めます。数え方は作成画面と同じです。
人が書いた投稿は、注意として見せる
人が自分で書いた 𝕏 の投稿では、上の項目はすべて「気をつけること」として見せるだけにしています。URL を入れたいお知らせや、取引先をメンションしたい投稿は、会社として出す理由があるからです。止めるのは、文字数の超過のように 𝕏 側で必ず失敗するものだけです。
Threads・Instagram・Facebook ページ・LinkedIn・YouTube ショート・TikTok では、URL やハッシュタグの扱いが 𝕏 と違うので、同じ項目は注意にとどめます。そのうえで、文字数の超過、前後の投稿と 1 時間以内、Instagram・YouTube ショート・TikTok で画像や動画が無い投稿は止めます。どれも出せば失敗するか、続けて出すと見られにくくなるものです。止まるかどうかをまとめると次のとおりです。
| 項目 | 𝕏 の AI の下書き | 𝕏 の人が書いた投稿 | 𝕏 以外の SNS |
|---|---|---|---|
| URL・@・ハッシュタグ 2 つ以上 | 止める | 注意 | 注意 |
| 反応のお願い・続きを前提にした書き方 | 止める | 注意 | 注意 |
| 過去 30 件と 6 割以上同じ | 止める | 注意 | 注意 |
| 前後の投稿と 1 時間以内 | 止める | 注意 | 止める |
| 文字数の超過 | 止める | 止める | 止める |
| 画像・動画が無い(Instagram・YouTube ショート・TikTok) | ー | ー | 止める |
AI の下書きは、理由を渡して書き直させる
AI が書いた下書きが検査で止まると、SNS TOWN は止まった理由をそのまま AI に渡し、1 回だけ書き直させます。この書き直しは下書きの 3 クレジットの中に入っており、別には使いません。書き直しても理由が残ったときは、下書きは「承認待ち」のまま置かれ、直すまで承認できません。
投稿サイクルを自動モードにしていても同じです。検査に通らない下書きは、そのまま出さずに承認待ちに回します。人の目を通さずに出る投稿に、検査で見つかった問題が残らないようにするためです。
出す直前に、もう一度見る
検査は、下書きを作ったときと、保存したとき、そして出す直前にもう一度走ります。下書きを作ってから出すまでのあいだに、別の投稿が近い時刻に入ったり、似た投稿が先に出たりすることがあるからです。出す直前の検査で止まった投稿は出さずに残り、理由が投稿のページに表示されます。
投稿のページには、検査の結果が「出せない理由」「気をつけること」として並び、何も無ければ「検査は通っています。」と出ます。直し方は、本文を書き換えるか、時刻をずらすか、AI で書き直すのどれかです。止まった投稿の扱いは使い方ガイドの投稿できなかったときにもまとめています。
物差しは公開されている情報に合わせている
検査の項目と、AI に下書きを書かせるときの決まりは、𝕏 が公開している推薦の仕組みのソースコードを読んで決めています。どの版を読んで決めたかも記録してあり、仕組みが変われば物差しも見直します。投稿文の書き方の考え方は 読まれる投稿文の書き方で、ほかの SNS も含めて説明しています。
よくある質問
検査で止まった項目を無視して出せますか
人が書いた 𝕏 の投稿では、文字数の超過以外は注意として出るだけなので、そのまま出せます。AI の下書きは「出せない理由」が残っているあいだは承認できないので、本文を直してから承認してください。
URL を入れたお知らせを出したいときは
自分で書いた投稿なら、URL を入れても出せます。注意として表示されるので、本当に必要かを確かめる手がかりにしてください。押された数を見たいときは、作成画面の「短縮 URL にする」を使えます。
検査にクレジットはかかりますか
かかりません。AI の下書きが検査で止まったときの書き直しも、下書きの 3 クレジットの中に入っています。
過去の投稿と似ていると言われました
直近に出した 30 件のどれかと、文の並びが多く重なっています。季節のあいさつや定型の案内を毎回同じ文で出しているときに起きやすいので、言い回しや入り方を変えてください。
1 時間以内の間隔で出したいときは
同じアカウントでは、前後の投稿と 1 時間以上あけてください。カレンダーで時刻を動かすと、検査もその時刻でやり直されます。
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