予約が「出てしまう」怖さ
予約投稿は、何日も先の投稿を前もって並べておけるのが強みです。ところが、その強みは、予定していなかった出来事が起きたときに弱みに変わります。大きな地震や事故のニュースが流れている最中に、「本日限りのセール!」という投稿が予定どおり出ると、内容に問題がなくても、受け手には無神経に映ることがあります。
自社の商品の不具合や、従業員の不祥事が明らかになった日も同じです。おわびや説明を出す前に、いつもどおりの楽しげな投稿が出ると、対応が遅いと受け取られかねません。こうしたとき、カレンダーを見ながら予約を 1 件ずつ探して取り消すのは、慌てているときほど漏れが出ます。
ボタン 1 つで、その会社・ブランドの予約をすべて止める
投稿の画面の右上、週・月・一覧の切替の横にある「⋯」を開くと、「予約をすべて止める」があります。押すと確かめのダイアログが出て、「OK」で止まります。止めるのは、その会社・ブランドにつないだすべてのアカウントの予約です。𝕏(エックス)も Instagram も、まとめて止まります。
止めているあいだは、投稿の画面の上に赤い帯が出て、いつから止めているかが表示されます。帯は投稿の画面を開くたびに出るので、止めていることを忘れたまま何日もたつことを防げます。
複数の会社・ブランドを持っている場合、止まるのは開いている会社・ブランドだけです。ほかのブランドの予約には影響しません。会社・ブランドの分け方は 会社・ブランドを分けて持つ にあります。
止めているあいだと、再開したあと
止めているあいだは、予約の時刻が来ても投稿を出しません。予約は消さずに、そのまま残しておきます。再開するときは、赤い帯の「再開する」を押します。
再開したときに、すでに出す時刻を過ぎていた予約は、自動で下書きに戻します。止めていたあいだに時刻が来た投稿を、再開した瞬間にまとめて出してしまわないためです。下書きに戻った投稿には「予約を止めているあいだに時刻を過ぎたので、下書きに戻しました」という一言が出るので、どれが戻ったのかがすぐ分かります。出したいものだけ、新しい時刻を入れて予約し直してください。時刻をまだ過ぎていない予約は、そのまま予定どおりに出ます。
| 予約の状態 | 止めているあいだ | 再開したとき |
|---|---|---|
| 出す時刻をまだ過ぎていない | 出さずに待つ | そのまま予約として予定どおり出る |
| 止めているあいだに時刻を過ぎた | 出さずに待つ | 下書きに戻る(戻った理由が出る) |
一斉停止で止まるもの、止まらないもの
「予約をすべて止める」は、投稿を出すことを止めるボタンです。止めているあいだは RSS から下書き もブログを読みに行きません。一方で、いくつかの自動の動きは、このボタンとは別に止める必要があります。
| 動き | 一斉停止で止まるか | 止め方 |
|---|---|---|
| 予約した投稿を出す | 止まる | このボタン |
| RSS からの下書き作り | 止まる | このボタン |
| 投稿サイクルの下書き作り | 止まらない(下書きはできるが、出ない) | 投稿サイクルの設定で止める |
| 自動リプライ | 止まらない | 設定の「動かす」を外す |
| 自動 DM | 止まらない | 設定の「停止する」 |
炎上や大きな事故の最中は、返信や DM を自動で送ることも避けたいはずです。予約を止めたら、自動リプライと自動 DM の設定も合わせて見直してください。何を止めるかを前もって決めておくと、慌てずに済みます。起きたときの手順の作り方は 炎上を防ぐ・起きたときの対応 と 運用ルール・ガイドラインの作り方 にまとめています。
止めるかどうか迷ったら
止めるかどうかの判断に時間をかけるより、まず止めてから中身を見直すほうが安全です。止めても予約は消えず、再開すれば時刻を過ぎていない予約はそのまま出るので、止めたことで失うものは小さく済みます。反対に、出てしまった投稿は、消しても誰かの画面やスクリーンショットに残ることがあります。
再開の前には、これから出る予約を カレンダー の週の表示で 1 件ずつ読み、今の状況で出してよい文かを確かめてください。迷ったら止める、再開の前に読み直す。この 2 つを社内の決まりにしておくと、担当者が 1 人で判断を抱え込まずに済みます。
誰が押せるか
「予約をすべて止める」と「再開する」は、閲覧だけの役割の人は押せません。投稿を作れる人なら誰でも押せるので、責任者がつかまらない夜や休日でも、気づいた人がすぐに止められます。役割の分け方は メンバーと役割 にあります。
予約の中身を見直すときは、使い方ガイドの カレンダーで投稿を見る と 予約した投稿を直す もあわせてどうぞ。
よくある質問
止めると、予約した投稿は消えますか
消えません。予約はそのまま残り、時刻が来ても出ないだけです。再開すると、時刻をまだ過ぎていない予約は予定どおりに出ます。
1 つのアカウントだけ止めることはできますか
できません。「予約をすべて止める」は会社・ブランドの単位で止めます。1 つのアカウントの予約だけを止めたいときは、その予約を 1 件ずつ下書きに戻してください。
再開したら、止めていたあいだの投稿はまとめて出ますか
出ません。止めていたあいだに時刻を過ぎた予約は、再開したときに下書きに戻ります。必要なものだけ、時刻を入れ直して予約してください。
止めているあいだに新しく予約を入れられますか
入れられます。ただし、止めているあいだは時刻が来ても出ません。再開するまでに時刻を過ぎれば、再開したときに下書きに戻ります。
自動リプライも止まりますか
止まりません。自動リプライは設定の「動かす」を、自動 DM は「停止する」を、それぞれ別に操作してください。
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