多店舗の SNS で起きがちなこと
多店舗の SNS でよくあるのは、店ごとに熱量の差が大きく開くことです。SNS が好きな店長の店は毎日投稿し、忙しい店は半年止まっている。お客さまから見ると、同じチェーンなのに店によって様子がまったく違います。
次に、表現のぶれです。店ごとに価格やキャンペーンの書き方が違い、終わったはずのキャンペーンを出し続ける店が出てきます。本部が気づくのは、お客さまからの問い合わせが来てからです。
そして、本部が全店を見られないことです。店ごとに別々のツールやスマホで投稿していると、どの店が何を出したのかを本部が知る方法がありません。
本部と店の分担を先に決める
多店舗の運用は、誰が何を決めるかを最初に分けておくと回ります。
| 決めること | 本部 | 店 |
|---|---|---|
| 会社の情報(口調・書いてはいけないこと) | 決める | 店の特徴を足す |
| 全店共通の知らせ(キャンペーン・新商品) | 文と時期を決める | 店のアカウントから出す |
| 店ごとの話(スタッフ・地域の話題・入荷) | 方針だけ示す | 書く |
| 承認 | する(または店長に任せる) | 下書きを整える |
本部は「型」を決め、店は「中身」を足す。この分け方にすると、全店の表現がそろったまま、店ごとの話も残ります。
アカウントの持ち方
持ち方は 2 通りあります。
1 つの会社に、全店のアカウントをつなぐ。本部と店のメンバーが同じ会社に入り、画面の上の切替で店のアカウントを選びます。会社の情報と素材庫を全店で共有できるので、全店共通の発信が多いチェーンに向いています。
店ごとに会社・ブランドを分ける。店ごとに会社の情報、素材庫、メンバー、通知を別々に持ちます(会社・ブランドを分けて持つ)。店の個性が強いフランチャイズや、店ごとにオーナーが違う場合に向いています。店の人には自分の店の画面しか見えません。1 人が管理者として持てる会社・ブランドは 20 までなので、店舗数が多いときは店のオーナーに管理者になってもらう形も考えます。

型をそろえる
全店共通の文は、定型文で配る
営業時間の変更、全店キャンペーンの告知、決まったあいさつは、定型文 にしておきます。定型文は会社・ブランドで共有され、投稿の画面から選ぶとカーソルの位置に差し込まれます。店の担当者は、定型文に店の情報を足すだけで済みます。
書いてはいけないことを、会社の情報に書く
会社の情報 の「書いてはいけないこと」に、価格の書き方、ほかの店との比較をしない、終わったキャンペーンに触れない、のような本部の決まりを書いておきます。AI の下書きはそれを読んで書きます。
承認する人を決める
投稿サイクルを下書きモードにすると、人が承認したものだけが出ます(承認の流れ)。会社の設定で承認を管理者だけに絞ると、店の担当者は編集者として下書きを整え、管理者が承認する分担になります。全店を本部が承認するのが重いときは、店ごとに会社・ブランドを分けて店長を管理者にし、承認を店長に任せます。
全店のキャンペーンを止めるとき
キャンペーンを途中で取りやめるときは、会社ごとに 予約の一斉停止 で予約済みの投稿をまとめて止められます。止めている間は時刻が来ても出さず、再開したときに時刻を過ぎていた予約は下書きに戻るので、取りやめたキャンペーンの告知がまとめて出ることはありません。
店ごとの様子を見る
ホームの ダッシュボード には、承認待ち、これから出る予定、出したものが並びます。会社・ブランドを分けている場合は、画面の上の切替で、ほかの会社の読んでいない通知の数が分かるので、承認待ちがたまっている店に気づけます。
分析 では、アカウントごとにフォロワーの増減と反応を見られます(上位のプランの機能です)。店ごとの数字を並べると、投稿が止まっている店や、反応のよい話題が見えてきます。
気をつけること
全店の表示は、全店で正しいか確かめる
全店共通のキャンペーンでも、店によって扱っていない商品や、営業時間の違いがあります。共通の文をそのまま出す前に、その店で本当に当てはまるかを確かめます。景品付きのキャンペーンは景品の上限があるので、SNS キャンペーンと景品表示法の基本 も確かめてください。
店のスタッフの写真
店のスタッフやお客さまの写真は、本人の了承を取ってから使います。了承を得た写真だけを素材庫に入れる、と全店で決めておくと迷いません。
よくある質問
店のスタッフが辞めたら
メンバーから外すと、その人は会社の画面に入れなくなります。SNS のパスワードを共有していないので、パスワードを変える必要はありません。
全店に同じ投稿を一度に出せますか
1 つの投稿は 1 つのアカウントから出します。全店で同じ日に出したいときは、CSV で一括予約 が便利です。1 回の読み込みで選べるアカウントは 1 つなので、店ごとに CSV を読み込みます。𝕏(エックス)と Threads、Facebook と Instagram の組み合わせなら、1 回の作成で両方に出す同時投稿もあります。
店ごとにプランを分けられますか
会社・ブランドを分けた場合は、プランとクレジットも会社ごとに持ちます。くわしくは 料金 をご覧ください。
メンバーは何人まで招待できますか
プランで変わります。Enterprise は人数の上限がありません(料金)。
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