一言でいうと
OAuth(オーオース)は、パスワードの代わりに、範囲と期限の決まった「通行証」を渡す仕組みです。いまは OAuth 2.0 という版が広く使われています。
どう動くのか
SNS の連携でいうと、流れは次のとおりです。
- ツールで「アカウントをつなぐ」を押すと、SNS の画面に移る
- SNS の画面で、ツールが求める操作の範囲(投稿する、読むなど)を確かめて「許可」を押す
- SNS からツールへ、通行証にあたるトークンが渡される
- ツールはそのトークンを見せて、許可された操作だけを行う
ログインと許可は SNS の画面で行うので、ツールの側はパスワードを一度も見ません。
| パスワードを預ける方式 | OAuth | |
|---|---|---|
| ツールがパスワードを知るか | 知る | 知らない |
| できる操作 | 何でもできてしまう | 許可した範囲だけ |
| やめるとき | パスワードの変更が必要 | SNS の設定から許可を取り消す |
気をつけたいこと
許可画面に並ぶ範囲は、押す前に読んでください。投稿ツールなのに必要以上の範囲を求めてくる場合は、つなぐ前に確かめる価値があります。使わなくなったツールは、SNS の設定にある連携中のアプリの一覧から許可を取り消しておくと安全です。担当者が退職したときや、運用代行の契約が終わったときも、見直す機会にしてください。
OAuth で渡すトークンは、パスワードと同じく大切な鍵です。トークンには有効期限があり、期限が来ると自動で延長されるものと、もう一度許可し直す必要があるものがあります。ツールから「つなぎ直してください」と知らせが来たら、SNS の画面でもう一度許可を押します。ログインそのものを守る 2 段階認証 と合わせて使ってください。アカウントを守る全体の考え方は 公式アカウントの乗っ取り対策 で説明しています。
SNS TOWN では
SNS TOWN は、各 SNS の許可画面(OAuth 2.0)でアカウントをつなぎ、SNS のパスワードを預かりません。受け取ったトークンは暗号化して保管しています。つなぎ方は SNS アカウントをつなぐ で、守り方の全体は セキュリティ で説明しています。
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